この記事では、編集ソフト「MiniTool MovieMaker(無料版)」の導入方法・使い方についてまとめています。
目次
MiniTool MovieMakerは「MiniTool® Software Ltd.」が開発を手掛けている編集ソフト。
無料版を含めて4種類の料金プランが用意されており、無料版でも最大1080Pの動画を透かしマークなしの状態で動画を書き出すことができるのが特徴のソフトになっています!
とてもシンプルなUIになっているので細かい編集には向きませんが、これから動画編集を始めたい方が「編集ソフトってどんな感じなんだろう…」というのをさらっと体験するのにいいかなという感じのソフトという印象を受けました。
MiniTool MovieMakerは公式サイト内で無料ダウンロードが可能で、サイト内で編集方法などのヘルプも見ることが可能です。
用途に合わせて、様々なお役立ち記事が掲載されているので動画編集のお供にチェックしてみるのも楽しいと思います。
■OS
・Windows 7
・Windows 8
・Windows 8.1
・Windows 10
・Windows 11
■CPU
i5以上 , 2GHz+
(Intel 第6世代以降推奨)
■RAM
8 GB RAM
■ディスク
HD空き容量:10GB(SSD推奨)
■GPU
・Intel HD Graphics 5000 以降
・NVIDIA GeForce GTX 700 以降
・AMD Radeon R5 以降
※グラフィックドライバーは常に最新バージョンに維持。
無料版 | サブスク(月間) | サブスク(年間) | アルティメットプラン |
---|---|---|---|
0円 | 1,980円(税込) | 5,511円(税込) | 9,108円(税込) |
素材利用:全て エクスポート:1080p 透かしマーク:なし 時間制限:最初の3本のみなし ※3本以降は、2分以内であれば 時間制限なしでエクスポート可能! | 素材利用:全て エクスポート:1080p 透かしマーク:なし 時間制限:なし | 素材利用:全て エクスポート:1080p 透かしマーク:なし 時間制限:なし | 素材利用:全て エクスポート:1080p 透かしマーク:なし 時間制限:なし |
ライセンス:1 PCに1ライセンス アップグレード:1ヶ月間無料 | ライセンス:1 PCに1ライセンス アップグレード:1ヶ月間無料 | ライセンス:3 PCに1ライセンス アップグレード:生涯無料 | |
Windows 7/8/8.1/10/11に対応。 | Windows 7/8/8.1/10/11に対応。 | Windows 7/8/8.1/10/11に対応。 | Windows 7/8/8.1/10/11に対応。 |
MiniTool MovieMakerの公式サイトから、MiniTool MovieMakerの無料版をダウンロードしていきます。
公式サイトを開くと上の方にダウンロードボタンがあるので、そこを押してダウンロードしてみてください!
ファイルをダウンロードしたら、「mmm-setup.exe」というファイルを起動してインストールしていきましょう。
右下にあるCustom Installationという部分を開くと、保存先の変更などをすることができます。
今回は、言語は英語しか選べないのでそのままで④のチェックを外しました。
Custom Installationの設定が終わったら上部にある「Ihave…」というチェック項目にチェックを付けて、「Install Now」でインストールを開始していきます。
インストールは比較的すぐに終わりますので、少し待ってみてください。
インストールが終わったら、「Start Now」でソフトを起動することができます!
ソフトを起動すると、こんな感じの画面になります。
「New Project」を選択して動画編集をしていきましょう!
※この画面を×で閉じて動画を直接入れ込んだりすることでも動画編集をすることができました。
ソフトを開いて画面左上を見ると、編集に使用できる様々な素材があります。
動画をソフト内に入れ込む時やテキスト・トランジションなどの素材を入れ込む場合にもこの場所を使用します。
今回は無料版で確認してみましたが、素材はかなりの量がありました。
図や画像でわかりやすくなっているので、どれがどんな感じのモーションなのかというのが直感的にわかりやすかったです。
Mediaタブを開いて編集したい動画を読み込んだら、下にあるタイムラインの方へドラック&ドロップして持っていきます。
動画がタイムラインに入ったら、タイムライン上にあるハサミマークや縦に伸びる青いバーの傍に出てくるハサミマークを押すことで動画をカットすることができます。
カットすると動画と動画の間にかなりガッツリ間が空きますが…再生してみると普通に繋がった状態で再生されます。
MiniTool MovieMakerでは、どの操作も編集したい動画を選択した状態で次の操作をしていきます。
カットする時には、カットしたい動画を選択してカットしたい場所に青い縦線のバーを持ってきた状態でハサミマークを選択しましょう。
動画を削除したい場合にも削除したい動画を選択してゴミ箱マーク、または右クリックからDeleteを選択することで消すことができます。
トランジションを付けたい場合には、まずトランジションを付けたい場所の前にある動画を選択します。
選択したら、Transitionタブ内にある好きなトランジションの右下の+マークを押すことで導入可能です!
編集したい動画を選択して、タイムライン上の四角いマークを選択するとトリミングすることができます。
時計マークでは倍速設定をすることができます!
倍速設定は、右側のSpeedという項目でバーを動かすことでも簡単に設定可能になっていました。
エレメントやモーションを付けたい場合には、まずエレメントやモーションを付けたい場所の前にある動画を選択します。
選択したら、それぞれのタブ内にある好きなエレメント・モーションの右下の+マークを押すことで導入可能です!
エレメントは動画の上に表示され、一番後ろの辺りにカーソルを合わせて右にずらすことで長さを変更することもできました。
モーションは選択した動画自体に反映されるので、再生しながら確認してみてください!
テキストを付けたい場合には、まずテキストを付けたい場所の前にある動画を選択します。
選択したら、それぞれのタブ内にある好きなテキストの右下の+マークを押すことで導入可能です!
テキストもエレメントと同様に、一番後ろの辺りにカーソルを合わせて右にずらすことで長さを変更することもできました。
テキストを選択するとプレビュー画面の右にテキスト編集用のボックスが出てきます。
ここでは、テキストの内容・フォント・色・サイズなどの変更が可能です。
※フォントはPCに入っているものが反映されますが、一覧では日本語フォントも英語になっているので注意してください。
テキストは日本語でも入力可能でした。
色は準備されているものからしか選択できませんが、選ぶのが苦手な方は楽かもしれません。
Opacityというところのバーをいじるとテキストの不透明度を変更できるので、透けている文字を作ることができます。
動画が完成したら、プレビュー画面上にあるExportから書き出しをしてみましょう。
Exportを選択すると書き出し設定が出てくるので、内容を確認して「Export」を選択します。
書き出し設定は3種類ほど準備されており、デフォルトではBetterという真ん中の品質になっています。
※品質を変更する場合には、Exportの横にある「Settings」から変更可能です!
書き出しには時間がかかるので少し待ってみてください。
書き出しが完了すると、Your movie is doneという文字が出ますので、動画が書き出せたか確認してみてください。
動画を編集する時には、始め・途中・終わりなど好きなタイミングで編集データを保存しておきましょう。
編集データの保存は画面右上の 三 から「Save Project」を選択することで保存ができます!
保存した編集ファイルをそのまま起動すると画像のような画面になります。
画面右上の 三 から「Open Project」を選択して、編集データのファイルを選択することで保存したデータを呼び出すことができました。
今回は、MiniTool MovieMakerという編集ソフトの導入・使い方についてまとめてみました。
私は普段の編集ではAdobe Premiere Proを使用しており、編集し始めの頃はFilmoraという編集ソフトを使っていました。
今回MiniTool MovieMakerを触ってみて、Filmoraを触っていた頃のことを思い出しました。
Filmoraに似ていて、英語ながら直感的に触ることができるところが魅力的でした。
とてもシンプルで決まっているものを決まっている場所へ導入するという形なので、迷うことも少ないかと思います。
ですが、「もっとこうしたい」とよく考える方・こだわりが強い方には合わないかなと感じました。
トランジションを自由な場所へ配置したり、カットした動画と動画の隙間を上手く使って遊んだりとはできません。
細部にこだわって細かく編集したい・自分好みにカスタムして素材づくりをしたり編集を進めたい方はPremiere Proなどの方が楽しいかと思います!
無料版もあるソフトで触って遊びやすいソフトなので、気になった方はぜひ一度触れてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。