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ただただ切ないスマホゲーム「 からっぽのいえ 」のススメ

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寝る前に、Twitterとインスタをチェックしながら、スマホゲームをするのが日課です(*’▽’)
ブルーライト!!
本当は良くないですよねw
でも、やっちゃう…

さてさて。
今回は、私が最近やっていたスマホゲームのお話をしたいと思います。
『 からっぽのいえ 』というタイトルのゲームで、タイトルでとても惹かれた作品です。

特に音楽が素敵で、小説を読んでいるみたいに進めていけるのが特徴的なゲームになっていますよ。
では、『 からっぽのいえ 』について、感想なども入れつつ紹介していきたいと思います。

 

「 からっぽのいえ 」とは?

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あらすじ

ひとのいないからっぽのいえを、
機械がいつまでも守り続ける。

人のもういない空っぽの家を、家庭用凡用性ロボットRJ6388265がいつまでも守り続けています。
RJ6388265の記憶媒体の容量は限られ、家を増強し制御システムをアップデートしていくにつれて家主との記憶も含まれた記憶データを失っていきます。

Google Play「 からっぽのいえ 」より引用

「 からっぽのいえ 」は、ところにょりさんが作成したスマホ用アプリのゲームになります。
印象的な短いタイトルが特徴的なこの作品。
友人にすすめられて始めてみたのですが、思っていた以上に素敵な作品でした。

ゲームシステム

このゲームは、RJ6388265が家を守るために「 家を増強 」していくという目的のもとに進んでいきます。
ゲーム内では、丸い浮遊型の敵が現れますので、これをロックオンしてミサイルで迎撃していくんですね。

表記について

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①の数字は、現在打てるミサイルの数です。
これは、家の増強が進むにつれてどんどん増えていきます。

敵を指で軽くタップすると、ロックオンされてミサイルを発射することが出来ます。
指を押しあてたまま、敵をなぞるとまとめてロックオンすることも出来るので便利ですよ。

②の数字は、次の増強までに必要な部品の数になります。
敵を撃破すると家を増強するための部品が手に入り、部品を規定数まで溜めると家の増強をすることができるんですね。

中央のスピーカーマークを押すと、敵の数を増やすことが出来ます。
一気に部品を稼ぎたい時に使うと便利です。
ゲームを起動せずに放置しておいても、少しずつカウントされているので始めのうちはそんなに使わなくても大丈夫です!

家の増強・アップデートについて

部品が規定数に達すると、家を増強することが出来ます。
RJ6388265の周囲に四角が展開されたら、RJ6388265を選択しましょう。
すると、彼の記憶データの中に点滅しているデータが出てきます。

この点滅しているデータを選択すると、彼の記憶データの一部を見ることが出来るんです。

彼の記憶データを見終わると、2つの選択肢が現れます。

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この両方の質問の答えを「 する 」にすることによって、家の増強をすることが出来ます。
しかし、一度削除した記憶データは二度と見ることが出来ません。

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家の増強が完了すると、ミサイルの発射数と次に必要な部品の数が増え、家自体も拡張されていきます。

【 概要 】
さく:ところにょり
おと:soejima takuma
配信日:現在、配信中
対応機種:iOS / Android

からっぽのいえ

からっぽのいえ
開発元:Shogo Senouchi
無料
posted with アプリーチ

 *この先はネタバレを含む内容になりますので、ご注意ください。

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RJ6388265の記憶

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「 からっぽのいえ 」は、まるで小説を読んでいるかのようなストーリ展開が魅力的なゲームでした。

家を増強していく度に、何度もRJ6388265の記憶を見ることになります。
その記憶の中には、大切な家族との思い出がたくさん詰まっていました。

みっちゃんのこと、お父さんのこと。
一つの家族の人生をRJ6388265の記憶を見ることで知っていくんですね。

RJ6388265は、みっちゃんと呼ばれる家主の娘ととても仲が良かったんです。
料理を作ったり話を聞いたり、母親のいないみっちゃんにとってお母さんみたいな感じだったのかなって思います。
みっちゃんからは、「 あるじぇ 」って呼ばれてましたね。
これもまた可愛らしかったです。

みっちゃんの成長するにつれて、みっちゃんは家を出て行ったりしてしまうけれど
帰ってくる度に大量の料理を作って待っているあるじぇの姿が、微笑ましくて大好きです。

お父さんの姿

あるじぇの記憶を見ると、みっちゃんの成長に合わせて変化していくお父さんの姿というものも垣間見ることが出来ます。

みっちゃんに初めて彼氏が出来た時。
みっちゃんが家を出て行ってしまった時。

お父さんが悩んだり寂しそうにしている姿が文章を読むだけでも伝わってきました。
現実でもお父さんってこんな気持ちになるのかな…

特に好きだったのがみっちゃんが帰ってくる日に、お父さんがカーペットを新調するというところでした。

お父さんの嬉しそうな姿が目に浮かんで、ちょっと嬉しくなってしまいました。
本当にみっちゃんが好きなんだなという感じがよく伝わってくるので大好きなシーンです。

OSのわたし

「 からっぽのいえ 」は、あるじぇの中に搭載されている「 OSのわたし 」が語る感じになっています。

彼は、あるじぇが理解することが出来ないとされている人間的な感情の部分を補うために搭載されているシステムです。

その為、度々感情的なというか彼の個人的な意見的のような描写があって面白かったですね。
彼って言っちゃってるけど、男かどうかわかんないw

みっちゃんやお父さんのこと、何よりあるじぇのことを一番大事に考えて行動している姿は素敵だったんだけど少し切なくなりました。

増強されていく家

始めはシンプルだった家が、増強をするたびにいびつに大きく変化していく様子が印象的でした。

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最後は、なんか要塞みたいになっていましたねw

大切なものを守るために、大切な人の記憶を消す

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大切なものがたくさんあったとしたら、私は記憶とモノどちらを守りたいと思うのだろう?

このゲームをプレイしていると、そんなことを考えさせられてしまった。

あるじぇは、もう誰も帰ってこない家を守るために、大切な人との思い出を消してしまうけれどそれはどんな思いなんだろうか?

きっと、命令だからというだけではないのだろうと思う。
あるじぇは、人間の感情が理解できないロボットのようだったが行動を見ていると私には理解しているようにしか見えなかったです。

彼の行動には、みっちゃんへの愛情に溢れていたから。

だからこそ、あるじぇはみっちゃんが帰ってきて欲しくて家を守っているのだと私は思いました。

帰ってこないとわかっていても、家を守ることで「 もしかしたら… 」という願いを持ち続けているのではないかと思います。

それは、とても人間らしい感情。
あるじぇは、みっちゃんと過ごすうちに少しだけでも感情というものを手に入れていたんじゃないかなって個人的には考えてしまいました。

全ての記憶を消してまで、家を守り続ける姿にとても感動しました。

最後に

いかがでしたか?
軽く書くつもりが、書き始めたら言いたいことがたくさんあってちょっと長くなってしまいました。

私は、ハッピーエンドの方が好きではあるんですが、こういう切ない終わりのものも結構好きです。
気持ち的にすっきりはしなくて、どこかもやもやした感じは残ってしまうんだけど「 この話はこの終わりでいいんだ 」と納得してしまうんですね。

むしろ、無理やりハッピーエンドにされても辻褄が合わなくなってしまいますからね。
切なくいけどこれでいいって思います。

ところにょりさんは、他にもゲームを作っているようなので、他のゲームもやってみたいなと思います。

無料でプレイできるゲームですので、興味のある方はぜひやってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

からっぽのいえ

からっぽのいえ
開発元:Shogo Senouchi
無料
posted with アプリーチ